アウトリガーカヌーの精神性

ポリネシアの人から学んだ大切な事〜アウトリガースピリット

漕ぎ手全員の意思と力がひとつになった時、Wa'aは人と天地自然と一体になり、海を滑り、うねりに乗ります。

 

 

Mahalo Ke Akua.
Mahalo Na Aumakua.
Mahalo Na Kupuna.
Mahalo Hayama.
Mahalo Ocean Ohana.
Mahalo Ke Kai.
Mahalo Ho'okele.
Mahalo Ia'u Aloha.


海に出る前に畏敬の念をこめ、神に、大自然に、先人達に、この場所に海に航海のナビゲートの全てにお祈りをします。

きっと何万年前か、、もう古すぎて何も残ってはいないけど日本の海洋民族にもハワイに今もある航海の前の”お祈り”があったはずです。

私たちはまだかろうじて残っているハワイやポリネシアから、そのお祈りのスピリットを学ぶ事ができます。(祈りについてはこちら)

Va'a (アウトリガーカヌー)は精霊と魂が宿る唯一の乗り物と言われています。
Va'a造りは、精霊の宿る森にある神聖な木を切ってそれをくり抜き、いのちの源である海に浮かべます。
すべての工程で天地自然の神々への畏敬の念と森羅万象いきとしいけるものへの愛と感謝の祈りが唱えられV'aは誕生します。

 

 

Va'aを漕ぐときはすべてを調和させ、協調、共有し、導きにゆだねます。そこに個人は存在しません。

漕ぎ手全員のエネルギーがひとつになった時、Va'aは人と天地自然と一体になり、海を滑り、うねりに乗ります。 
Va'aは宇宙や自然と私たちをつないでくれる、そして人の心とスピリットを癒してくれる不思議な乗り物です。


漕ぐことは祈り
漕ぐことは愛と感謝
漕ぐことは海とひとつになること
漕ぐことは天地自然とつながること


オーシャンではVa'aは家族の一員です。大切に大切に扱います。
いつも名前で呼んであげましょう。
漕いでるときは、声を出して語りかけましょう。



6人乗りカヌーを前に進めるために、『自分のためでなくみんなの為に漕ぐ』という事を学んでいます。
そこに自分が中心である存在がパドルを握っていてはいけない。自己が強ければ強い人ほど、カヌーの進みにブレーキをかけてしまいます。

1人乗りカヌーでは速く漕げる人が6人集ったというだけではカヌーは速く進みません。
それぞれ「自分ががんばらなくては!」という気持ちが強ければ強いほど、かえってカヌーの進みにブレーキがかかります。

大切なのは、無になること、皆の為に漕ぐ事、皆と同調する事。海からのエナジーと同調すること。
どんなに体力を鍛えても、どんなにトレーニングしても、それだけではカヌーは前に進みません。

とても神秘的な宇宙的なのりものが6人乗りアウトリガーカヌーなのです。

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